九州北部を見舞った豪雨災害により、福岡県と大分県の観光地に影響が広がっている。原鶴など被災地に近い温泉地だけでなく、由布院や別府でも予約のキャンセルが出ている。夏の観光シーズンが迫る中、昨年の熊本地震を乗り越えた観光地から再び懸念の声が上がる。 「怖いのは風評被害だ」。原鶴温泉旅館協同組合(福岡県朝倉市)の井上善博代表理事は不安を募らせる。福岡都市圏に近い温泉郷として親しまれ「原鶴は安全です」と宣言したいが、客足が戻る気配はない。 温泉郷は筑後川沿いにあり、鵜(う)飼いは中断されたが、被害はほとんどなかった。福岡都市圏と原鶴温泉を結ぶ国道386号は寸断されているが、筑後川対岸の福岡県うきは市を通るルートがあり、自家用車で安全にアクセスできる。 それでも一般宿泊客のキャンセルは温泉宿12軒で計5610件に上る。被災者への無料開放の利用者は5千人を超えるが、14日で終える予定だ。「支え続け
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