気管平滑筋に存在のメラトニン受容体MT2に作用、気管平滑筋収縮を増強 東北大学は11月26日、夜間に血中濃度が最大となる概日リズム形成ホルモンである「メラトニン」が、気管平滑筋に存在するメラトニン受容体MT2に作用して気管平滑筋の収縮を増強させること、喘息治療の第一選択薬であるアドレナリンβ2刺激薬の気管支拡張作用を弱めることを明らかにしたと発表した。この研究は、同大大学院歯学研究科歯科口腔麻酔学分野の水田健太郎教授、佐々木晴香同大学院博士課程学生、米国コロンビア大学医学部麻酔科学講座のCharles W. Emala教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「American Journal of Physiology Lung Cellular and Molecular Physiology」電子版に掲載されている。 画像はリリースより 気管支喘息の患者は、しばしば夜間に症状の増悪
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