暫く話題にならなかったバーレーン情勢がまた緊迫してきています。 それはイランが「虐げられているバーレーンのシーア派の庶民のために有志から成る支援船を出す」と言い始めたからです。 支援船の出港は5月16日だそうです。 この話、(どこかで聞いたことのあるような話だな)と思った読者も居るでしょう。 若しイランからそのような支援船がバーレーンに入港しようとするなら、スンニ派で構成されているバーレーン政府や同じくスンニ派のサウジアラビア政府は黙っていないと思います。 またバーレーンはアメリカ第五艦隊の基地があるところで、アメリカ政府も対応に苦慮することは間違いありません。