周辺諸国 デモの拡大を警戒 2月12日 14時28分 エジプトで市民の大規模なデモによってムバラク大統領が辞任に追い込まれたことで、アルジェリアや、バーレーン、イランなど、周辺諸国でも、市民のデモが拡大することに警戒を強めています。 このうち、市民の抗議行動が続いている北アフリカのアルジェリアでは、12日も首都アルジェで反政府デモが計画されていて、政府は、エジプトでの政変の直後だけに、通常の何倍もの治安部隊を市内に展開させて、厳重な警戒態勢をしいています。また、中東の産油国、バーレーンでも、野党勢力などが今月14日にデモを呼びかけています。これに対して、バーレーン政府は、11日、国内のすべての世帯に日本円で22万円余りの現金を支給すると発表し、デモの広がりを抑えるための懐柔策とみられています。また、イランでも、同じく14日に、エジプトのデモに呼応して、人権団体などがインターネットを通じて、