ヨルダンやオマーンでデモ 3月5日 5時55分 ヨルダンやオマーンでは、国王が内閣総辞職などを行ったにもかかわらず、市民の不満は収まらず、4日もイスラム教の金曜日の集団礼拝にあわせてデモが行われました。 ヨルダンでは、市民のデモを受けて、先月、アブドラ国王が内閣を総辞職させて、新たに指名したバヒト首相に経済の活性化や政治改革に取り組むよう命じました。しかし、4日も、首都アンマンでは野党勢力を中心に数千人がデモを行い、アブドラ国王が持つ内閣の任命権などの制限や、バヒト首相の辞任を求めました。また、ペルシャ湾岸のオマーンでも、カブース国王が、先月、内閣改造を行いましたが、首都マスカットなど各地で市民が「選挙で選ばれた内閣を」とか「汚職をやめて失業の対策を」などと書かれたプラカードを持って抗議活動を行いました。