チェルノブイリ事故で国土の23パーセントが放射性物質で汚染されたベラルーシ。 今も内部被ばくを防ぐために食品に対する厳しい検査が続いています。 国家チェルノブイリ委員会 「作物の栽培や家畜の飼料における放射線のコントロール。そして流通段階、販売段階の放射線のコントロール。三重の放射線コントロールです」。 そして放射性物質の作物への移行を防ぐ研究が続けられ、生産現場に活かされています。 土壌研究所プチャーチン博士 「放射性物質の移行には土壌の特性が影響します。指導書にはそのほか、汚染領域で行うべきすべての対策を載せています」。 日本でも厚生労働省は年間の食物による内部被ばくを1ミリシーベルト以下に抑えるために、食品に含まれる放射性物質の基準を厳しくする検討を始めました。 食品の放射線防御の先進地ベラルーシに何を学ぶのか 現地からの報告を交えてお伝えします。 「現地報告チェルノブイリ