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葬送に関するmakoto6608のブックマーク (3)

  • 「死者のホテル」が繁盛する時代

    川崎市にある遺体ホテル「そうそう」の遺体安置室。棺を置くスペースとソファが置かれているのみ(写真提供:そうそう) 町工場が点在する神奈川県川崎市中原区。建売住宅が並び、子連れ女性の姿がある。東京都との境を流れる多摩川が目の前だ。対岸には二子玉川の大型ショッピングモールが見える。 穏やかな街の雰囲気とは対照的に、のぼり旗に囲まれた「遺体ホテル」と呼ばれる施設はあった。遺体ホテルは、ひと言でいえば、死後、葬式や火葬をするまで遺体を安置しておく民間施設のことだ。事情があって自宅に保管できない遺体、あるいは火葬場の不足による「待機遺体」が次々に運ばれてくる。遺体の保管場所に困った遺族が、すがる気持ちでやってくる。 ネイビーとシルバーのツートンカラーの外観が特徴的な3階建て。この建物に看板の類は見当たらず、一見すれば倉庫のよう。近隣の住民感情に配慮していると思われる。 住民の反対運動は、これでも落ち

    「死者のホテル」が繁盛する時代
  • 「あなたの体が燃やせない」

    屈指の規模を誇る戸田葬祭場。中央左に火葬炉の15の煙突が見える。炉は無煙化されている。手前はペット用の火葬炉 その施設は、高速道路沿いの林道を分け入った場所にあった。 玄関へと歩みを進めると、観音扉が自動で開いた。荘厳なエントランスホールから、白大理石に囲まれたロビーへと誘われる。革のソファに座ったカップルが、沈黙したまま、俯いて動かない。冷たく、重い空気が辺りを包み込んでいる。 初蝉が鳴き始めた2016年7月某日。筆者が訪れたのは、神奈川県横浜市金沢区にある火葬場、南部斎場である。午後3時過ぎ、1日の最終の会葬者が「最後のお別れ」を終え、骨上げ(拾骨)を待っているところだった。 首都圏で増える「直葬」 ロビーで見たカップルは、近年首都圏で増えている直葬の会葬者だと推測できる。直葬とは、葬式をせずに、火葬だけで済ませてしまう葬送のことだ。直葬の場合、最小限の親族だけが火葬場を訪れ、骨

    「あなたの体が燃やせない」
  • なぜ「遺骨が捨てられる」のか:日経ビジネスオンライン

    東京都練馬区のスーパーの屋外トイレで、人の頭蓋骨が見つかったのが、先月23日の昼下がりのことだった。骨は焼かれた状態で、洋式便器の中に転がっていた。当時は営業中で、不特定多数の客がトイレを頻繁に利用している。そのため犯人は発見直前に、骨を遺棄して逃走したとみられる。警視庁では死体遺棄容疑で、調べを進めている。 実はこの事件が発覚する20日ほど前にも、長野県松市の商業施設のトイレで焼かれた骨が遺棄されているのが見つかり、地元紙で報道されていた。 同一犯が殺人を犯し、世間の注目を集めるために遺骨をスーパーのトイレに流そうとしたのだろうか。 遺骨遺棄が多発 いや、恐らく殺人事件などではない。2つの事件にも共通性はないだろう。実は最近、こうした遺骨の遺棄事件が頻繁に起きているのだ。大方の事情は、こういうことだ。 ある人が亡くなり、火葬をした。通常は、大切な遺骨は丁重に供養をし、墓地に埋葬する。し

    なぜ「遺骨が捨てられる」のか:日経ビジネスオンライン
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