例によって少年犯罪の関係で様々な新しい規制が出来て来た。どうも日本という国は コンセプトを持たず何でも泥縄 が好きな国らしく、「ナイフを少年が持つからナイフを使った少年犯罪が起きる。だったらナイフを持たせなければいい」という発想でナイフの所持を禁止しようとしている。まぁ確かにナイフを奪えばナイフによる犯罪は発生しないだろう。 さて、同じような「ナイフ規制」は実はもっと大昔からあった。当時社会党の浅沼委員長が右翼(?)少年のナイフによって刺された事件の時、「とにかくナイフ廃止」ということで少年達からナイフを取り上げた。結果どうなったか。 その当時、子供が鉛筆を削るのはナイフであった。これは慣れてしまえば別に難しくもなく綺麗に削れるのであるが、ナイフの所持を一律禁止されてしまったので、ナイフで鉛筆を削ることは出来なくなってしまった。その結果、鉛筆削りなる道具が普及し、 鉛筆は鉛筆削りで という