ハラペコな人にごはんをおごるサービス
実名でブログを書くことは、非常に危険です。ましてや何を書いて良いかもわからない初心者の人はスタート地点でいきなりタブーを犯してしまう危険性があります。例えば、現状と照らし合わせて、個人のブログが炎上して日常生活に影響を及ぼす大半の理由は実生活までトレースされうる情報が掲載されているからに他なりません。 ここで予め言っておきます。ネット上に蔓延る匿名の悪意、あるいは社会正義の名の元の鬱憤晴らしを認めているわけでも、減らそうとしていないわけでもありません。ただ、それは現実にそこにあることを認めないと危険だ、ということです。それがなくなる前に実名での活動を勧めるのは、こちらが有益なものを提供しているのであるから襲われまいとヨハネスブルクを丸腰で一人で歩くようなものです。装甲車に乗って声を張り上げられる人は限られています。まずいちばん最初に自覚しなければならないのは「現実として」いつでも襲われえる
最終回 暇申 2007年10月 3日 コメント: トラックバック (3) 突然だが、「網言録」が打ち切られることになった。まだまだ諸事諸物について、語っていくつもりだったので、残念ではある。この連載を楽しみにしていたような奇特な読者がいたのだとしたら、お詫び申し上げたい。とはいえこの記事が、ほかの記事やWired VISION全体の雰囲気からすると かなり異質であったことは、私も十分承知していたから、江坂編集長からの遠慮がち かつ丁寧な打ち切りの打診があったときも、特段驚いたりはしなかった。 連載の第一回では、「私が書きたいことは、もう法律とかコンピュータとかネットとかの話ではないんだ」と宣言していたし、第二回では早期打ち切りを予感させる消極的な目標を示していたし、早くも第六回では「なんだかよくわからない」この連載の説明と結論のネタばらしをする羽目になっていた。最近の私の関心が、「情報技術
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