Backcountry Boiler(BB) は The Boilerworks を名乗る Devin Montgomery 氏が UL コミュニティーの後押しを受けて推し進めたプロジェクトによって製品化した軽量の煙突形薬缶である。形態的にはKelly Kettleの小型軽量版で、小枝、松ぼっくり、アルコールストーブ、など多種の熱源が利用可能であり、その形状自体が風防の役割を果たし、煙突効果によって燃焼が促進され、炎は煙突を構成する広い面を舐めて無駄なく煙突外側の水に伝えられて湯沸かしに供される目論見。 積極的に熱のロスを減らす湯沸かしとしてはJetBoil(JB)があるが、JBも仕組み自体は新しいものではなく、古くからそのような熱交換器を鍋に巻く試みは(MSRとか)行われていたが、小型軽量化したために爆発的に受け容れられた。BBもKelly Kettleの絶望的重さ(800g)から300