東京電力は9日、福島第1原発で、原子炉冷却後の水から塩分を除去する淡水化装置の配管を作業員が誤って外し、高濃度の汚染水が漏れたと発表した。この配管の水を8月に調べた際には、ストロンチウム90などベータ線を含む放射性物質が1リットル当たり3700万ベクレル含まれていた。原子力規制庁は、装置の周辺にいた作業員が汚染水をかぶった可能性が高いとみている。東電は、現場にいた作業員11人のうち6人が汚染さ
福島第1原子力発電所のタンクから放射性物質を含む汚染水300トンが漏れた問題で、東京電力は9日までに、タンク底部のつなぎ目部分で隙間やさびなどを確認し、漏水部分として特定したと発表した。つなぎ目はボルトで締め付けており、東電はねじ穴から汚染水が入り込んで腐食させ、漏洩につながったとみている。タンクの底板は5枚の鋼板をつなげた構造で、折り曲げた鋼板と鋼板の間にパッキンを挟み、ボルトで締めている
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く