阪急電鉄は10日、阪急梅田駅(大阪市北区)のリニューアル工事に14日に本格着手すると発表した。2年前から先行しているJR西側との連絡通路の工事と合わせて、総額約36億円を投じて平成27年3月の完成を目指す。昨年5月に大規模改装し、開業1年で約1億3千万人が訪れた隣接の「大阪ステーションシティ(OSC)」に対抗する。 【写真】復元・赤レンガ駅舎はハイテク免震!その内部を公開 改装するのは、待ち合わせ場所として親しまれている「BIGMAN前広場」など8つのゾーンで、約1万2千平方メートル。旧阪急梅田駅からの移転工事が完了した昭和48年以来、約40年ぶりの大規模工事となる。 照明には、省エネのため発光ダイオード(LED)を全面採用。現在比で約3分の1の電力削減効果を見込むとともに、落ち着いた温かみや濃淡のある光で空間を演出する。壁や天井などの内装も一新する。 一方、すでに着工している駅周