印刷 JR北海道は20日、政府が道内に「電力需給逼迫(ひっぱく)警報」を出した場合、翌日に10区間を終日運休する、と発表した。函館線小樽―長万部、釧網線釧路―網走など同社の総延長の4割に相当する約1千キロが対象。1日の利用客の約4%にあたる約1万3千人に影響が出る見通しという。 需給が改善せずに計画停電が実施された場合、この区間にある踏切や信号が使えなくなるため運休に踏み切るとしている。 政府は電力不足に陥る可能性がある日の前日の午後6時をめどに需給逼迫警報を出す。JR北海道は当日に警報が解除された場合も、運休は実施するとしている。 関連記事北海道電、計画停電の区割り通知ミス 3万6千件(7/20)夏の節電、2日から開始 関電など4社は計画停電も準備(7/2)大飯再稼働でも計画停電準備 4電力管内で、政権方針(6/2)北海道・九州も節電要請へ 政府、各社の需給試算見直し(5/11)国