日本代表イレブンが、14日のトーゴ戦で“岡田ノルマ”に挑む。日本代表の岡田武史監督(53)は代表戦士に対し、身体能力に勝るアフリカ勢と対戦するこの一戦での“ノルマ”として、1人当たりの運動量を12〜13キロに設定。トーゴ戦を中継するTBSが、全選手の走った距離を測定できる特殊カメラを今回初めて設置しており、出た数値はW杯メンバーを絞り込むうえでの重要な資料となりそうだ。 アフリカの強豪トーゴとの一戦で、岡田監督が重要視しているファクターのひとつに選手の走る距離がある。通常、サッカー選手が1試合で走る距離は約10キロと言われている。だが、岡田監督はアフリカ勢など身体能力に勝る相手に勝つには、それを補うプラスアルファの運動量が必要とし、1人当たり12〜13キロを目標値に設定した。この“岡田ノルマ”をクリアできるかどうかも、W杯メンバー入りへの重要なポイントになりそうだ。 実際、終盤の運動量