[メルボルン 3日 ロイター] - シドニーから列車で2時間あまりのレイク・マコーリーにあるモリセット公園で、観光客が与えるニンジンの味を覚えた野生のが、餌を求めて来園者を攻撃する事例が相次いでいる。旅行会社の担当者が、ロイターに現状を語った。 問題の場所は、モリセット病院に隣接する丘陵地帯。ソーシャルメディアで「人に慣れていて、近づいて一緒に写真が撮れる愛らしい野生のカンガルー」がいるとの情報が拡散し、毎週最大2000人あまりの観光客が見物に訪れるという。 観光客は近づいて自撮り(セルフィー)で撮影しようとするが、ネットには、ジャンプして観光客に蹴りを入れているカンガルーの写真や、顔にひっかき傷を負った女性、おなかの傷から出血している男性の写真などが投稿されている。 公園へのシャトルサービスを行っているシェーン・ルイスさんはロイターに、「カンガルーは時々、状況に関係なく攻撃的になることが
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