病理医ヤンデル @Dr_yandel 今日は突然ですが子宮内膜症のはなしをします。よく学生に説明する内容です。厳密には医学的に間違っている説明も含んでいますが、一連の流れを理解する上ではこれで十分かなと思っております。 病理医ヤンデル @Dr_yandel 子宮は「赤ちゃんのベッドとして働く」だけのために存在する特殊な臓器であるが、いつ赤ちゃん(受精卵)がベッドにやってくるかはわからない。そのため、女性は(生理がある10代後半から40代中頃までを通じて)子宮を常にメンテナンスしている。 病理医ヤンデル @Dr_yandel 月経後から時計を進める。まず子宮は「受精卵がやってくる(かもしれない)2週間後」に備えて、ベッドをふかふかにする作業を進める。これが「増殖期」と呼ばれるフェイズで、エストロゲンというホルモンの作用によりベッドのシーツ(=子宮内膜)がずんずん分厚く、フッカフカになっていく
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