賞味期限が近くなった食品や、新商品への切り替えのための処分品を格安で販売する“アウトレット食品”。不況の影響で収入が減っている今、食費をできるだけ削りたいというニーズが増え、注目度が高まっているという。もちろん、アウトレットといっても、品質は通常の品と同等。買ってすぐに食べるなら、なんら問題もないものばかりだ。 アウトレット食品という販売形態が生まれた背景には、賞味期限に対する業界ルールの存在が大きいだろう。賞味期限というのは、その食品をおいしく食べられる日数を示したもの。この期間内なら、作りたてものと、風味には大きな差はない。しかし、食品業界には「3分の1ルール」と呼ばれるものがある。「賞味期限が残り3分の1を切ったものは、店頭から引き上げ、メーカーに返品する」というルールだ。つまり、まだおいしく食べられるけれど、製造日が古くなったという理由だけで、スーパーの店頭などから撤去されるのだ。
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