少女漫画に関するmangadojyoのブックマーク (2)

  • 漫画道場 : 【少女漫画論】(5) 少女漫画が漫画になる時

    2012年05月02日15:00 カテゴリ【少女漫画論】少女漫画 【少女漫画論】(5) 少女漫画漫画になる時 ツイート ↑主客一体となったナナと奈々。 1999年、少女漫画から"個人"へと脱却した矢沢あいは、  『りぼん』を卒業し、他誌へと活動の場を移した。 5月に『Paradise Kiss』を連載開始、10月に短編『NANA』を発表、 『NANA』は翌年2000年の5月に連載化し、大ヒットとなる。 『パラキス』と『NANA』が世に出たのと同じ99年、 官主導で進められてきたフェミニズム政策によって男女共同参画社会基法が成立し、2020年までに女性の人材を30%に引き上げる具体的な数値目標が立てられた。 もはや社会の中で女性がどう主体性を発揮するかより、社会の客体として女性をどう招き入れるかに主眼が置かれた、実体の無い政策に成り下がっていた。 これ以降、フェミニズムの定義が多様化して

    漫画道場 : 【少女漫画論】(5) 少女漫画が漫画になる時
  • 漫画道場 : 【少女漫画論】(4) 漫画家・矢沢あい

    2012年04月28日15:00 カテゴリ【少女漫画論】少女漫画 【少女漫画論】(4) 漫画家・矢沢あい ツイート ↑矢沢あいの転換点・『ご近所物語』の誌掲載順は後ろの方だった。 日教育協会の青少年行動調査によると、 少女漫画のメインターゲットだったティーン層の性経験率が、 1987年の調査からはっきりとした上昇傾向が見られる。 参照:青少年の性行動調査 第6回 フェミニズムは、こうした性行動への変化を齎した。啓蒙主義が旧来の価値観である宗教性を排除したように、美徳とされてきた道徳的な抑制まで後退してしまった事が、 男女の主客逆転のきっかけを作っていったのである。 恋愛の入門書として愛読されてきた少女漫画は、 90年代前半まで、まだ旧来の"女性らしさ"に縛られていた。ところが、少女漫画に出てくる「白馬の王子様」が、現実にはどこにも居ない事を、女性はとっくに気づいていたのだ。 87年、

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