考察と映画に関するmangadojyoのブックマーク (4)

  • 漫画道場 : 【短評】『ハウルの動く城』~ソフィーにかけられた2つの魔法

    2013年01月08日16:00 カテゴリ作品短評・総評アニメ 【短評】『ハウルの動く城』~ソフィーにかけられた2つの魔法 ツイート ↑飾らない美しさが、心にはある。 ジブリ映画考察の第4回は、2004年公開の『ハウルの動く城』です。 【ジブリ考察シリーズ】 第1回 『千と千尋の神隠し』 第2回 『火垂るの墓』 第3回 『崖の上のポニョ』 宮崎駿作品は、『もののけ姫』以降で変革が起きました。 どこらへんが変わったのかを読み解くには、これより以前の作品、 つまり『紅の豚』を掘り下げて考える必要があります。 監督はこの作品を「作るべきではなかった」と反省の弁を述べられ、 「次作で決着を付ける」と決意を新たにされています。 宮崎作品は豚を醜く汚いものの象徴にしてますが、 『紅の豚』では、豚になる魔法を自身にかけた飛行機乗り・ポルコを、 ニヒルな賞金稼ぎとしてかっこよく描いてます。 ポルコが豚にな

  • 漫画道場 : 【短評】『崖の上のポニョ』~ディストピア文学と奪われた主体性

    2012年07月20日12:00 カテゴリ作品短評・総評アニメ 【短評】『崖の上のポニョ』~ディストピア文学と奪われた主体性 ツイート ↑ポニョにとってのユートピアは、陸の上にあった。 ジブリ映画考察の第3回は『崖の上のポニョ』です。 【ジブリ考察シリーズ】 第1回 『千と千尋の神隠し』 第2回 『火垂るの墓』 第4回 『ハウルの動く城』 このアニメは、『もののけ姫』から変化を続けてきた、 宮崎駿監督作品の集大成と言えます。 生と死の側面から見た謎の多いストーリーの考察は、 他のサイトに沢山ありますので、そちらを参照して頂くとして、 当道場では、宮崎監督自身にスポットを当てて、 この作品が生み落とされるに至った理由を考えていきます。 『崖の上のポニョ』は、宮崎作品の中でも異色の存在で、 これまでの作品と決定的に異なる点があります。 それは、ストーリーから主体性が欠如している事。 過去の主人

  • 漫画道場 : 【短評】『火垂るの墓』~節子の死の真因を探る

    2012年07月13日23:00 カテゴリ作品短評・総評アニメ 【短評】『火垂るの墓』~節子の死の真因を探る ツイート ※ 追記あり 2018年4月14日 ↑幸せそうに笑う幼い命が、なぜ失われたのか。 『となりのトトロ』面白かったですね。 でもジブリ映画考察の第2回目は、『トトロ』じゃないんです。これと同時上映された『火垂るの墓』の考察なんです。 【ジブリ考察シリーズ】 第1回 『千と千尋の神隠し』 第3回 『崖の上のポニョ』 第4回 『ハウルの動く城』 『トトロ』に関しては、当は悲しいお話だったと解説した優れた記事が他にいくつも見受けられますので(ガセらしいですが)、当道場が後追いで同じ事を指摘するのも差し出がましくあります。ですが、『火垂るの墓』のある疑問点について、詳細に触れている記事を見つける事が出来なかったので、 いっちょ、取り上げてみようかと思った次第です。 その疑問とは、節

  • 漫画道場 : 【短評】『千と千尋の神隠し』~唯識論から見た"名付け"の行為

    2012年07月07日21:00 カテゴリ作品短評・総評アニメ 【短評】『千と千尋の神隠し』~唯識論から見た"名付け"の行為 ツイート さて、今月からしばらくジブリ映画の考察をやります。 【ジブリ考察シリーズ】 第2回 『火垂るの墓』 第3回 『崖の上のポニョ』 第4回 『ハウルの動く城』 宮崎駿監督の作品については、『もののけ姫』以降、誰の目にも分かるくらい、明確な変化を遂げていますよね。しかし、それがどんな変化であるかを説明するのはなかなか難しく、特に『千と千尋』に関しては、私も幾度か観た事はありましたが、雲を掴むような実態の無い理解を得た程度で、何とも腑に落ちない、もやもやした感じがしてました。 難しさの理由ははっきり分かっています。私の小さな頭で認識できる理解を越えた作品だからです。だけど、TVで放送されるのを繰り返し観てるうちに、もしかしてこの作品は、こういう認識の仕方が正しいの

  • 1