瀬戸内海――。エーゲ海に勝るとも劣らない美しさ!食を文化として育んできた豊かな風土!日本のエメラルド!日本の宝!!…と、瀬戸内海出身のためバイアスかかり気味?な筆者ですが、実際、瀬戸内海沿岸は目を見張るほどおいしいものでいっぱいです。 温暖な気候のもとワインは芳醇、レモンは弾けるみずみずしさ、牛肉はとろけ、チーズは軽やか。もちろん魚介も「潮流が強い遠浅の内海」という恵まれた環境で身質が整えられています。 瀬戸内海沿岸はまた、清酒発祥の地という説もあります。兵庫県の海よりにある伊丹がそう。ここで500年以上酒造を営んできた小西酒造(http://www.shirayuki.co.jp)では、磨き抜かれた醸造技術をクラフトビールに用いて、近年高い評価を得ています。 なかでもベルジャンビール(ビールの種類)『スノーブロンシュ』は、ヨーロッパの主要コンテストでいくつも最高位を受賞しました。