某所で書いていたメモを手直しして転載。 ストーリーテラーにとって「描きたい展開」と「描きたい展開に持っていくための展開」はまるで別物なのに、それを区別できない受け手はホント見てて可哀想 例えば、自分のブログなんかの文章の前半だけ読んで、後半は読み飛ばしている読者から「あなたが前半で言っていることは最低です」とかコメントを付けられたら「あー(国語的な意味で)可哀想な人だな……」と思うでしょう 話の途中で「こんなものが描きたかったのか」などと印象を決め付けるのはそれと同じようなもの これは物語にかぎったリテラシーの問題のようですが、もっと日常的な「人の話は最後まで聞きなさい」に通じる問題かもしれなくて、「きっとこの人は、会話した時でも人の話を最後まで聞かないタイプなのかしら」という空気は、受け手の感想からでも伝わってくる気がすることがあります(←こういう先入観を「決め付け」と言いますが) しか