エタノール・バブル崩壊-疑問視される環境への効果、不屈のコスラ氏 原油への依存からの脱却を目指すブッシュ米大統領の計画の目玉であるエタノールのリターン(投資収益率)が、2007年のエネルギー銘柄のなかで最低となっている。 エタノールは昨年、過去最高値の1ガロン当たり4.33ドルに達し、原料となるトウモロコシ相場は10年ぶりの高値まで上昇した。これ以降、エタノール価格は57%下落した。米モルガン・スタンレーやヘッジファンド運営会社の米D.E.ショー、米カリフォルニア州在住のベンチャーキャピタリスト、ビノード・コスラ氏らの融資によってエタノール・プラントの建設がブームとなり、米国のエタノール生産が3倍に拡大したことが背景にある。 投資家やブッシュ大統領にとってさらに悪いことに、エネルギーの専門家らは、エタノール利用は原油需要の減少にはつながらないと主張している。米コーネル大学の研究者らは、エタ
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