(ブルームバーグ):フランス警察当局は7日、肉切り包丁を持ってパリ北部の警察署に押し入ろうとした男を射殺した。男は偽の自爆装置を身に着けていたという。この日は、風刺が売り物の週刊紙「シャルリー・エブド」が襲撃された事件からちょうど1年にあたる。 パリ検察当局の発表によると、男は犯行声明を書いた紙と過激派組織「イスラム国」の旗を所持していた。現地時間午前11時半に警察署に押し入ろうとした際、「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んだという。身元は明らかになっていない。内務省のブランデ報道官がテレビ局BFMに語ったところによれば、警察は数発発砲して男が警察署の建物に入るのを阻止した。 この発砲の少し前、オランド大統領はパリ中心部の警察本部で、昨年2回のテロ攻撃で殉職した警察官らに敬意を表する講演を終えたばかりだった。 原題:Paris Police Kill Cleaver-Wield
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