バリー・マーシャル(Barry James Marshall、1951年9月30日 - )はオーストラリアの微生物学者。2005年ノーベル生理学・医学賞受賞。西オーストラリア大学教授である。 ストレスや辛い食べ物、胃酸の分泌過剰が原因と考えられてきた胃潰瘍の原因がヘリコバクター・ピロリであることを発見し、2005年に共同研究者のロビン・ウォレンと共にノーベル生理学・医学賞を受賞。現在も西オーストラリア大学分子生物学研究室でヘリコバクター・ピロリに関連する研究を続けている。 西オーストラリア州カルグーリー生まれ。4人兄弟の長男。父は溶接工、母は看護師。8歳のときにパースへ引越す。学業成績は最優秀でコモンウェルス高等教育奨学金を獲得し西オーストラリア大学メディカル・スクールへ進学。1974年に西オーストラリア大学で医学士と理学士の学位と医師資格を取得。 王立パース病院研修医時代(1977年~1