――デビューした頃は高校生でしたね。 【坂本】 普通の学校生活を送っていました。周りも私がこういう活動をしていることは気にしていなくて、放課後はみんなで高校の近くのファミリーレストランにたまったり。ただ、その店の大きなビジョンに「Feel Myself」のPVが流れることになっちゃって。そのときはすごくイヤでした(笑)。 ――そんな頃から15年間の作品を集めたベスト盤ですが、歌っていた当時と今とでとらえ方が変わったような曲はありますか? 【坂本】 “10代の自分はどう考えていたのかな?”と思うのは「ユッカ」ですね。普遍的なテーマの深い歌詞なので。あと、「ヘミソフィア」はよく分からないまま、反射だけで歌っていましたね。すごく変わった曲というイメージで、勇まし過ぎて<あいつらは~>とかどう歌えばいいんだろう?と。自分とは少し離れてる感じがしていました。 ――そうですか?<僕は僕のことが知りたい