FPの相談に載っているなかでよく耳にするのが「お金ってどこにあるのでしょうね」という言葉です。毎月収支を気にして余剰金を貯金に充てて、それでも老後には5000万円必要といわれているからまだ不足しており、とても落ち着いた生活なんてできない、と思ってしまうことも。 そんななか、「世帯貯蓄が過去最高1,820万円」というニュースが注目されています。このニュースはどのような意味を持っているのでしょうか。 世帯貯蓄は家計の余裕度を表している? 世帯貯蓄は総務省が発表した家計調査報告にもとづいています。2016年の最新調査によると、2人以上世帯の平均貯蓄高は前年比0.8%増の1,820万円。4年連続を更新しました。タイトルだけを見ると、家計の余裕度を表しているともいえます。ただ、この調査には調査母数のうち3分の2(67.7%)が 「平均額を下回っている」という付記もついています。つまり、一部飛びぬけた
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