宇佐美、欧州NO1選手目指しクライフの「14」背負う ドイツの名門・バイエルンに移籍する日本代表MF宇佐美貴史(19)=G大阪=の背番号が「14」に内定したことが11日、分かった。複数の候補の中から、G大阪の西野朗監督(56)が敬愛するオランダの英雄、ヨハン・クライフ(64)の代名詞でもある番号を選択した。宇佐美は恩師の思いも背負い、クライフのような欧州NO1プレーヤーを目指す。 バイエルンでの挑戦は、クライフが愛した「14」を背に始めることになった。8番などほかにも候補がある中、宇佐美が選んだ。その理由は西野監督が選手としても、監督としてもクライフを敬愛しているから。指揮官はこの日、「あいつからわざわざ報告に来てくれたからね。14番にしましたって」と宇佐美の決断を喜んだ。 クライフは母国・オランダや所属したバルセロナでは伝説的英雄だが、ドイツでは74年の西ドイツW杯決勝で“皇帝”ベッケン