英国の欧州連合(EU)離脱が、遠く離れた日本で意外なところに影響している。国民投票での離脱派勝利が報じられた2016年6月24日昼ごろから、「人身事故」など、鉄道自殺に関するキーワードのGoogle検索件数、SNSでの言及件数が急上昇したのだ。 キーワードごとの検索件数の推移を調べることができるサービス「Googleトレンド」で調べたところによると、「人身事故」というワードの24日午前中の検索件数は、通常より少し多い程度でしかなかった。 市場パニックの直後から急増 ところが、国民投票での「離脱」優勢が伝えられた正午ごろから、その数字は急激に上昇する。Googleトレンドでは期間内の相対的な件数しかわからないが、離脱派の勝利がほぼ確実となった13時30分ごろには、前日23日のピーク時の6倍以上も、「人身事故」というキーワードが検索されていた。 もう1つ、検索件数が同じような推移をたどったのが