10年ぐらい前はJavaで文字列を連結するときは String ではなく StringBuffer を使ったほうが速いなんて言われてたんだけど、それがテクニックとして有効だったのは「StringBufferを使えばこれこれの内部動作になる」という関係が固定されていたからで、仮にJVMのリビジョンによってどっちが速いかがコロコロ変わったり、文字列の長さが一定以上になると突然あっちの方が速くなったり、みたいな状態だったら「文字列の連結はStringBufferの方が...」はテクニックとして成り立たなくなってしまう。 が、SQLについての言説の一部はまさにこの状態で、本来成り立たないことがチューニングテクニックとして語られていると思う。 そういうのを暗記するのはやめて実行計画を見ましょう、という話。 「INとEXISTSはどっちが速いか」の不毛 昔から「INを等価なEXISTSに書き換えると速