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電波望遠鏡に関するmasaka99のブックマーク (2)

  • 山口県に日本最大級の電波干渉計が誕生へ - KDDIの衛星通信アンテナを改造

    KDDIと山口大学は1月26日、KDDI山口衛星通信所にある大型パラボラ・アンテナを、衛星通信用から電波望遠鏡へ改造し、ブラックホールなどの宇宙観測研究に活用すると発表した。 KDDIは2001年にも別の大型パラボラ・アンテナを国立天文台に譲渡しており、電波望遠鏡に改造され、現在は山口大学が研究に使用している。同大学では今回借用するアンテナと組み合わせることで「山口干渉計」を構築。日最大級の電波干渉計として、ブラックホールなどの宇宙観測研究に挑む。 今回は同日に行われた記者会見の模様から、KDDI山口衛星通信所の来歴や電波望遠鏡の概要、観測により期待される成果などについて見ていきたい。 見渡す限りのパラボラ・アンテナ、世界の通信を支える西の関門局 KDDI山口衛星通信所は山口県山口市仁保中郷という、周囲を山に囲まれた、緑豊かな場所にある。敷地内には大小さまざまなパラボラ・アンテナが立ち並

    山口県に日本最大級の電波干渉計が誕生へ - KDDIの衛星通信アンテナを改造
  • 電波の影絵で見る希薄な星間分子ガス

    明るい電波源を背景として希薄な分子ガスを検出するという観測方法に用いられる「分子吸収線系」と呼ばれる観測対象が、アルマ望遠鏡のデータベースから新たに見つかった。天の川銀河の星間ガスの化学組成などを明らかにし性質を解明するうえで大きな成果だ。 【2015年12月11日 東京大学】 宇宙空間には水素やヘリウム、様々な分子からなる星間ガスが多量に存在しており、主に分子自身が発する光(分子輝線)の電波観測によってガスの性質が研究されてきた。しかし、ガスがあまり多くない領域からの電波は微弱なため、輝線の観測から希薄なガスの環境を探ることは困難である。 こうした希薄な分子ガスを検出する手法として、遠方の明るい電波源を背景光源に用い、手前側に存在するガスによって生じる分子吸収線をとらえるという観測方法がある。背景の電波に照らされた分子ガスの「影絵」からガスの正体や特徴を探る手法で、その背景の観測対象は「

    電波の影絵で見る希薄な星間分子ガス
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