幸 英明(みゆき ひであき、1976年1月12日[1] - )は、日本中央競馬会(JRA)に所属する騎手である。1994年に騎手免許を取得し中央競馬の騎手となる。2003年にはスティルインラブに騎乗し桜花賞・優駿牝馬(オークス)・秋華賞の牝馬三冠で勝利を挙げた。2009年には、JRA史上初となる年間騎乗回数1,000回を達成。2022年終了時点におけるJRA年間騎乗回数の最多記録保持者である(1,081回/2012年)。 鹿児島県鹿屋市で育つ。実家の近くに競走馬の生産牧場があったものの競馬とはほぼ無縁の生活だったが、中学3年生の時に「体が小さいので」と勧められて騎手を目指す[3][4]。 渡辺薫彦、吉田豊らと共に競馬学校の10期として入学[5]、馬に乗ったのは入学後が初めてだった[4]。1994年に騎手免許を取得し谷八郎厩舎に所属した[6]。デビュー年には23勝を挙げ、翌1995年には天皇