ふだんは本を読むときにはカバーをつけない。 図書館の本なら、たいていはブックコート処理がされているから、当然そのままの状態で読む。本屋さんで買った本は、ハードカバーも文庫本も、ラッパーをつけた状態だと読みにくいので、全部取っ払って読む。読み終えてから、ラッパーを元に戻す。 ただし例外がひとつだけあって、洋書のペーパーバックは手製のカバーをつけることにしております。 わたしの場合400ページくらいのペーパーバックを読み上げるのに、最低でも1週間から2週間くらいはかかるので、その間に表紙の四隅が折れ曲がったり、ひどい場合には背中が割れてしまったりするのですね。まあ、ぼろぼろのPBというのも風情があるのですが、何度も読み返してそうなるならともかく、一回読んだだけでくたびれた外観になるのはいくらなんでも情けないので、頑丈なカバーをかけることにしているわけです。 わたしの定番は、ショッピング・バッグ