生鮮食品の宅配サービス「おかいものねっと」が始まって1か月が過ぎた。電話やネットで注文すると,最短2時間で自宅に配達するという便利さが好評を得ている。利用者の大半は,働いている20−40歳台の女性。仕事が忙しく,スーパーに買い物に行く時間はないが,食材を調達して自宅で夕食を取りたいという人たち。同サービスを運営するイーコンビニエンス(本社:品川区)の黒澤義浩社長(29歳)にユーザーの反応や今後の展開を聞いた。 (聞き手:小川 計介=日経ネットブレーン) 問 サービス開始から1か月。ユーザーの反応は? 答 予想を上回る反響がある。問い合わせを含めて,1日平均で100〜200本の電話を受けている。利用者の購入額は1回5000円程度だ。注文は電話・FAX・ネットの3種類で受け付けており,その中でも電話が8割を占める。利用者は,ネットを活用していないというわけではなく,ネットで商品確認をしてから電