インド・ラクナウ(AP) インド北部で16日、襲ってきた男の首を切断して手にかざし、路上や市場内を歩き回った35歳の女が逮捕された。女は自分の尊厳を守るためだったと供述している。地元警察が17日に発表した。 事件が発生したのは北部ウッタルプラデシュ州都ラクナウの南東200キロの村。女が家畜の牛に与える草を刈っていたところ、背後から男に襲われたという。 女は手にしていた鎌で、男の首を切断した。女の首や頬には、男から噛まれた跡があった。 男の頭部を持って歩く女を見た人物らが通報、駆け付けた警官が女を逮捕した。女は、この男には約3カ月前からストーキングされて嫌がらせを受け、殺すことに何のためらいもなかったと供述している。 女は殺人罪で起訴される見込み。