トマト(蕃茄[3]; 英語: tomato; 学名: Solanum lycopersicum)[4]は、南アメリカのアンデス山脈高原地帯原産のナス科ナス属の植物、また、その果実のこと。アカナスなどの別名でもよばれる。多年生植物で、果実は食用として利用される。緑黄色野菜の一種である。リンネの『植物の種』で記載された植物の一つである。 英名のトマトの語源は、メキシコ土語であるナワトル語で「ホオズキの実」「膨らんだ果実」を意味する “tomatl” (トマトゥル)に由来する[5]。 ヨーロッパでは当初ポモ・ドーロ(金色のリンゴ)、ポム・ダムール(愛のリンゴ)とよばれた。イタリア語では現在でもその名残でポモドーロ(pomodoro)とよばれる[6]。リトアニア語のポミドーリ(pomidori)など周辺言語への派生もある。 日本語では唐柿(とうし)[7]、赤茄子(あかなす)[1][8]、蕃茄(ばん