今回は、11月上旬にリリースされたFedora 14に搭載されたデスクトップ仮想化技術「SPICE」の基本的な使用法をご紹介します。 Fedora Project URL:http://fedoraproject.org/ SPICEとは SPICEは、LinuxKVMを開発したことで知られるQumranet社が開発したリモートデスクトッププロトコルです。Red Hat社に買収された後、オープンソース化されました。 SPICEの特徴として、音声転送(再生・録音に対応)やクリップボード転送機能、ネットワーク帯域が少ない環境でも快適に利用できるように映像や音声を転送する仕組みが最適化されている点などが挙げられます。例えば、外出先からイーモバイルやWiMAXなどといったモバイル環境で使用して接続しても、ストレス無くリモート操作すること可能です。 SPICE公式サイト URL:http://www
次世代デスクトップ転送技術、SPICE入門:Inside Linux KVM(1)(1/2 ページ) この連載では、オープンソースの仮想化ソフトウェア、Linux KVM(Kernel-based Virtual Machine)とそれを支える技術の最新開発動向を紹介していきます。(編集部) はじめに この連載では、オープンソースの仮想化ソフトウェア、Linux KVM(Kernel-based Virtual Machine)とそれを支える技術の最新開発動向を紹介していきます。KVMは、完全仮想化機能をカーネルに付け加える仮想化ソフトで、Linuxカーネルに標準で含まれることから、いま開発者の注目を浴びています。 Linux KVMのメリットは、ハイパーバイザを持たず、Linux自体をホストOSとするため、ほかのハイパーバイザに比べて性能的に優位なことです。一方で、まだ課題もあります。
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