明石海峡大橋のすぐ南にある淡路島SAを降りると、岩屋漁港が見えてきます。ここはかつて「たこフェリー」と呼ばれた明石淡路フェリーの発着場として賑わった漁港です。またこの場所にある「絵島」と言う不思議な島は、日本誕生の地と言われる「おのころ島伝説」の地。 それでは絵島から「伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)」「天浮橋(あめのうきはし)」そして「おのころ神社」へと日本神話を巡る旅をしてみましょう! 『古事記・日本書紀』の国生み神話によると、高天原の神々は、イザナキとイザナミに「これからお前たち二人が力をあわせて、人が住めるような国をつくりなさい」と命じ、二人に「天の沼矛(あめのぬぼこ)」という剣を与えます。 そこでイザナキとイザナミは、高天原に浮かぶ天の浮橋(あめのうきはし)に降り立ち、どろどろとした青海原の中に天の沼矛を入れかき混ぜます。そしてしばらくし引き上げると、剣の先から一滴ポチャンと落ち、