10日に見つかったカーネル・サンダース像の上半身に、新たに引き揚げられた下半身と右手が合体された=11日午前、大阪市中央区、諫山卓弥撮影10日に見つかったカーネル・サンダース像の上半身に、新たに引き揚げられた下半身と右手が合体された=11日午前、大阪市中央区、諫山卓弥撮影朝日放送の松本修・チーフプロデューサー 阪神の成績低迷は、道頓堀川に投げ込まれたカーネル・サンダース像の呪いである――こんな「伝説」が広まったきっかけは、朝日放送の人気番組「探偵!ナイトスクープ」だった。関係者は感慨深げに「救出」の報を喜んだ。 88年3月にスタートした同番組は、初回の放送で、「道頓堀に沈んだカーネル・サンダースを救え!」としてこのネタを取り上げた。街で広まりつつあった「呪い」伝説を追い、像を探し当てて呪いを解こうとした。翌4月にもこのネタを2回放送。計3回のうち2回でダイバーを川にもぐらせ、1メートル
道頓堀川から引きあげられるカーネルサンダース像の下半身=11日午前9時12分、大阪市中央区、諫山卓弥撮影 大阪・道頓堀川から24年ぶりに上半身が見つかったカーネル・サンダース像のものとみられる下半身と右手が11日午前、川底から発見された。1985年10月に阪神タイガースが21年ぶりにリーグ優勝した際、興奮したファンに投げ込まれ、行方がわからなくなっていた。左手と両足先がまだ見つかっていない。 この日朝、道頓堀川の歩道工事の作業員やダイバーら10人が、上半身部分の発見地点に近い、新戎橋(大阪市中央区道頓堀2丁目)付近に集合。報道陣や通行人らが見守るなか、午前8時50分にダイバーが道頓堀川に入り、3分後にまず右手、9時10分ごろにヘドロの中から下半身を掘り出し、慎重に引き揚げた。
引き揚げられたカーネル・サンダース像 85年10月に阪神タイガースがセ・リーグ優勝した際、大阪・道頓堀に殺到したファンに道頓堀川(大阪市中央区)に投げ込まれた後、行方不明となっていたケンタッキーフライドチキンの「カーネル・サンダース」像とみられる人形が10日午後4時ごろ、同川から見つかった。川底の障害物を除去作業中のダイバーが見つけ、引き上げた。 日本ケンタッキー・フライド・チキン広報室によると、現在も大阪近辺で行方不明となっているサンダース像は、85年に行方不明となった個体しかなく、当時のものとみられる。 85年10月16日、阪神は21年ぶりにリーグ優勝し、大阪の街は沸いた。優勝を支え、その年、三冠王に輝いたランディ・バース選手が、サンダース像に似ていたことから、ファンらが、当時の道頓堀店の店頭に置いてあったサンダース像を「六甲おろし」の大合唱と共に、道頓堀川に投げ込んだ。タイガー
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