となります。 問16 [27] 母平均、母分散の正規分布を母集団分布とする母集団から大きさ16の無作為標本を抽出していることから、統計量Tは「自由度16-1=15」の「t分布」に従います。 問16 [28] 体重が減少するかどうかだけを検証する(体重が増加するかどうかについては検証しない)ので、片側検定を行います。帰無仮説は「食品Aの摂取後の体重に変化はない()」とします。帰無仮説が棄却されたときに採択される対立仮説は「食品Aの摂取後に体重が減少する()」となります。 統計学では、背理法(最初に仮説を設定し、仮説が正しいとした条件で考えて矛盾が起こった場合に仮説が間違っていると判断する方法)を用いて検定を行います。 問16 [29] 問題文より、統計量tを求めます。 「t分布のパーセント点」の自由度15の値を見ると、であることから、有意水準5%では帰無仮説を棄却できません。すなわち、対立仮