法哲学に関するmasaya06のブックマーク (2)

  • 法哲学の教科書を一通り読んだので次は翻訳で原書を読んでみたいんですがお薦めありますか。できれば現代の法哲学の議論にとって重要性が大きいのでとりあえずここらへん読むといいんじゃねみたいな本 | ask.fmhttps://ask.fm/tkira26

    .こないだ新訳が出た、H. L. A. ハート(長谷部恭男訳)『法の概念(第二版)』(ちくま学芸文庫)がお手頃でいいんじゃないかと思います。けっこう気ままにいろんなことが書いてあるので、教科書でまとめられている印象とは違うところもあるはずです。よくわからないところもたぶんあると思いますが、古典とはそういうものなので、あまり気にせずどんどん読むのがいいでしょう。原著もそんなに高くないので、見比べながら読んでみるのもいいです。 .その後は、ハートのこうした議論に対してどういう反応が出てきたか、たとえばドゥオーキン(木下・小林・野坂訳)『権利論(増補版)』(木鐸社、2003年)などを読んでいくなど。ドゥオーキンのは『法の帝国』ほか、どれも重要ですが、分厚くて議論が複雑なので、なかなかの歯ごたえがあります。でも少なくとも『権利論』『法の帝国』はいきなり読んでも面白い部分がたくさんあると思います。

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  • 刑法を題材にした法哲学の著作・研究書ってあるのでしょうか? | ask.fmhttps://ask.fm/tkira26

    これはたくさんありますね。古くは小野清一郎、木村亀二といった先生方が法哲学(法理学)の講義を受け持ったり、格的な著書や論文も書かれていますし、刑法の、特に総論だと自由意志とかいろいろ、直球で法哲学的なテーマがずっと議論されてきています。 たとえば現代だと、H. L. A. ハート、ジョエル・ファインバーグ、アルトゥール・カウフマンといった大物たちがそれぞれ刑事的な責任論についてを書いていますし(そもそもカウフマンは刑法学者でもある)、最近ではオックスフォードでドゥオーキンの後任であるジョン・ガードナーが、 'Offences and Defences' (OUP, 2003) をはじめとする「刑法の法哲学」研究を精力的にやっています。日の法哲学者だと、森村進先生や瀧川裕英先生がいくつか論文を書かれていますし、法思想史研究でもたとえばカントとかに取り組む方はだいたい触れる論点です。また

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