私は内代さんからごちそうをしてもらえるということで、期待しながら内代さんの家に向かった。 そして内代さんのごちそうを頂いたのだが、その食べ物はとても美味しくはなかったのだ。僕は純粋な気持ちを表現した。 「美味しくないね」・・・ すると空気が一変したのだ。 「何で美味しくないの!」 と内代さんの激しい問いかけに、私は戸惑いそして考えた・・・ なぜ美味しくないのであろう・・・ この得体の知れないものは何でできているのであろう・・・ どんなに考えても答えは出てこないのだ・・・ そして私は少しずつ、自分の本心とは違う対応をするようになっていった。 「これおいしいね」 とてもまずいものをほうばりながらそう答えた。内代さんは私の急激な対応の変化も、一切、おかしいとも思わず 「ありがとう」 そう笑顔で答えたのだ。 やった内代さんの笑顔が見れた、心の中で私は喜んだのだ。 そして私のテクニックは進化していっ