2016 - 06 - 22 敷かれたレール シリアス 短編小説 汽車ポッポ編 それぞれの真実 おもしろい 私はここで一体何をしているのでしょうか。 私は一体何の為に生きて来たのでしょうか。 本当にやりたかった事は誰にも言わずに、私は学校で受験に受かる為に勉強した。そしていい会社に行くために面接の練習をした。会社で文句を言われないように仕事を頑張った。 私は親の喜ぶように、先生の言うとおりに、上司に気に入られるように人生を送って来たのです。 今まではそれをすることにより、みんなから褒められて嬉しく思っていましたが、相手の要求はどんどん高くなる一方で、やってもやっても、そう簡単には褒めてもらえなくなって来ました。 そして今になって心から満足出来ない自分がいることに気がつきました。アイドルになるという夢も語りましたが、その夢が有ろうと無かろうと、私は周りの人が敷いたレールの上からもう逃げ出した