完存する石垣遺構としては全国屈指のもので、国史跡にも指定されている「竹田城跡」(兵庫県朝来市和田山町竹田)は、天守台を中央に南千畳・北千畳・花屋敷が放射状に配され、城の築かれている山全体が、虎が臥せているように見えることから「虎臥城(とらふすじょう・こがじょう)」とも呼ばれているんだそうだ。 天守台は標高353.7メートル、縄張りの規模は南北400メートル、東西100メートルと小ぶりながらも、雲の上に聳え立ったこの感じはまさに天空の城、ラピュタを彷彿とさせるんだ。
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