それでは今後のために(少しでも楽をするために)、HTTP通信を行うための共通関数を用意しましょう。Internet Explorer 6とそれ以前、Firefox/Safari/Operaを判別しますが、navigator.userAgentを使ってブラウザを振り分けるのではなく、オブジェクトが存在するかどうかで処理を振り分けます。オブジェクトが存在するかどうかはtry...catchを利用して振り分けます。振り分けの順番ですが、Internet Explorer 6以降で利用できるMsxml2.XMLHTTPが存在するかどうかを調べた後にMicrosoft.XMLHTTPが存在するかどうかを調べます。これ以外は判別順序は関係ありません。 次にHTTP通信が行われた際に呼び出される関数も、まとめて設定するようにします。この関数の戻り値は作成した通信用オブジェクト(インスタンス)になります。