「児童虐待を減らす為に - 俺の邪悪なメモ」を読んで 増田(maskin)真樹 [購読時間:15分] 悲惨な虐待事件が続く日本。7歳の息子と4ヶ月の娘を抱える自分は、とても他人事とは思えず、悲痛な気持ちで毎日をすごしています。 私の家庭は、第一子の出産直後から嫁が病に伏せ、育児のほとんどを私一人でやってきました。社会保障が安定するため会社に所属しようとするも、子供たちは突然体調を崩したりするわけで、急に帰宅しなくてはならず、ゼロ歳児を民間の施設に預け通勤し続けていました。 当時は東京の三軒茶屋に住んでいて、ゼロ歳の保育にかかるお金は15万を超えていました。嫁の入院をあわせると30万近いお金が毎月飛んでいきました。まだ30歳そこそこも私は、睡眠を週に3日に押さえ、全ての時間を仕事にあてていました。 20代はものすごい本数を抱える雑誌ライターで徹夜なんて普通だったのでへっちゃらだったで