1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:22:50.47 ID:Sji4sfoR0 貴樹(今振り返れば、きっとあの人も振り返ると……強く、感じた) 僕と彼女を遮る踏切の音が、けたたましく鳴っている。 目の前にはごうごうと流れる快速電車、車輪が軋み、騒がしいくらいの音が……電子音に混じって鳴り響いている。 そして、その向こうには……彼女がいる。 ⇒秒速5センチメートル 6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:25:43.94 ID:Sji4sfoR0 貴樹「……」 やがてそれらは通り過ぎ、僕たちの視界がぱあぁっ、と開けた。 遮断機がゆっくりと上がり、僕と彼女の間には……もう、何も無くなっていた。 貴樹「明里……」 僕はもう一度、彼女の名前を小さく呼んだ。 明里「貴樹君……久しぶり」 彼女もまた、僕を見
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