北村氏によると、福生市がサイトを開設したきっかけは、「西多摩地域広域行政圏」という西多摩地区の自治体でつくる協議会の、足並みをそろえてサイトを開設しようという取り組みからだった。 サイトのコンテンツは、市が発行している『広報ふっさ』という紙媒体から。広報係が記事を抜き出して業者に制作を委託し、アップロード作業は自分たちで行っていた。しかし、この方法では、記事ができてから業者に渡すので、紙媒体の発行日には間に合わせられない。サイトに掲載できる情報も限られたものだけで、すべてを網羅することは不可能だった。 「広報誌をベースとした更新を充実させるため、2002年から、コンテンツ作成は広報係が担当することになりました。その後『くらしの便利帳』を網羅する内容を載せるようになり少しはサイトを充実させることができましたが、メインテナンスを行き届かせることはできませんでした。 また、この頃から、サイトに対