JSR 295: Beans Bindingの参照実装公開 本コラムの第6回では、「JSR 295: Beans Binding」の概要を紹介した。JSR 295は、複数のJavaBeansのプロパティを同期させるためのバインディングAPIである。第6回ではその参考としていくつかのバインディングフレームワークの使い方を解説した。 4月に入り、java.net内にあるプロジェクトサイトにおいてJSR 295の参照実装とAPIドキュメントが公開された。今回はこの参照実装を使って、Beansバインディングを用いたSwingプログラムを作ってみようと思う。なおJSR 295はJCPのステージ上ではまだ早期ドラフトすら公開されていない段階であり、今回公開されたのはあくまでも開発版である。今後大きな変更が加えられる可能性もあるので注意していただきたい。 JTextFieldとJLabelを使ったバイン