8月17 F1ドライバーが頭脳ドーピング? ちょっと気になる記事を見つけたので、そちらの件を。 野球・自転車競技などでドーピングが問題となり、一部選手が出場停止や永久追放などの重い処罰を受けています。そして最近になり、F1ドライバーにもドーピング疑惑がささやかれるようになっています。といっても、筋肉増強剤やエリスロポエチンなどではなく、ちょっと意外なことに記憶力増強の薬が使われているという話が流れているのだそうです(記事)。 F1と記憶力にどれだけ関係があるのかと思ってしまいますが、実は大いにあります。1960年代から70年代にかけて活躍したF1ドライバーであるジャッキー・スチュワートは、生まれつき「失読症」という病気で、文字で書いてあることの意味を読み取ることができません。しかし記憶力はずば抜けていて、たとえばニュルブルクリンクの187ヶ所あるコーナーの、ブレーキ・ギアチェンジ位置を今も