減塩後進国ニッポン!その行く末を決めるのはあなた 塩分は、もともと生き物にとって体内のミネラルバランスを保つために欠かせないものです。しかし、アメリカの大学で行われた実験では、塩を与え続けたマウスから塩を絶つと、脳細胞にはタンパク質が増えるという結果が出ました。実はこのタンパク質、麻薬依存患者がコカインやヘロインを絶った時に作られるものと同じ。「塩には依存性がある」という驚きの実験結果が出たのです。必要なものだけれども摂り過ぎると良くないのが、塩。しかし日本人は一日あたりの塩分摂取量が多く"減塩後進国"とも言われています。前回の放送では、加工品や外食など家庭で調整しにくい塩分が日本人の塩分摂取量の6割を占めていたとお伝えしました。 塩分7割カット!食品開発の舞台裏 「加工品」「外食」が減塩のキーワードになるのではないか。今回はまず、食品メーカー、外食、コンビニエンスストアなど売り上げ上位